80年代からNYを拠点に活動するグラフィティアーティスト、KOSTAS SEREMETIS。STUSSYやSUPREMEなどのブランドとのコラボレーションでストリートカルチャーの発展に寄与しただけでなく、90年代後半には、UNION LAの店内にミューラルペイントも施した、ストリートの伝説的アーティスト、KOSTAS SEREMETIS。そんなCHRIS GIBBSとの縁も深いKOSTASが、このUNION LA30周年を祝すため、再びエクスクルーシブなオリジナルアートワークを制作。Tシャツ、フーディー、アッシュトレイの3種のプロダクトをキャンバスとして、その進化し続けるクリエイティビティを披露する。
INTERVIEW with KOSTAS SEREMETIS
ーまずは自己紹介として、現在の仕事内容と、現在に至るまでのキャリアの略歴を教えてください。
KOSTAS SEREMETISです。80年代からNYを拠点にアーティストとして活動しています。私のアートワークはとにかくオリジナルなアイディアから生まれるもので、自分自身から新しい何かを創造することは、いつになっても面白くてたまりません。まだまだこれからも、いつも通り、常に即興で試行錯誤しながら、自分のやり方で、たくさんの笑顔を生み出していきたいと思っています。
ーどんな青春時代を過ごして育ち、どのようにストリートカルチャーに関わってきたのか教えてください。
好奇心や想像力を忘れないように、ずっと子どものような感性で過ごしてきました。ストリートカルチャーにおいて、特にアートというのは、私にとっての大切なことを教えてくれるもの、常に進むべき方向を教えてくれるものなんです。
ーいま最も興味のある事柄、注力したい活動はなんですか?
描き続けることです。アートにゴールはないと思っています。より良い自分自身へ成長し続けることに注力したいと考えています。
ーUNIONとの出会いのきっかけは?
21世紀になる少し前、KAWSが私のことをJAMES JEBBIAに紹介してくれたことがきっかけです。その時、UNION NYに飾る作品を選んでくれました。後日、今度はEDDIE CRUZからUNION LAの壁をペイントして欲しいと招待されました。こうして、NYとLAのUNIONで私のアートワークを見てもらえるようになりました。私のアーティストとしての形成期をサポートしてくれたUNIONには、本当に感謝しています。
ーCHRIS GIBBSと初めて出会った時、どんな会話をしましたか? また当時の彼の印象について教えてください。
すごく昔にUNION NYで会いました。私たちの会話はいつもすごく楽しくて、その時間は深く有意義なものです。クリスと居る時に感じる暖かい気持ちや共感は、彼がいかに自分の仕事に情熱を傾けているのかが、明確に伝わってくるからこそ感じるものだと思います。彼と関われることは、あらゆる点で、とても幸せなことです。
ーUNIONのオリジナリティーとは、どんな部分だと感じていますか?
UNIONには、人々を引き寄せる特殊な引力があるのかもしれません。ただのお店以上の存在と言えるでしょう。コミュニティであり、同士たちに気づきを与える、ある種の教会のような場所。私には、彼らが世界中のお店の基準を形成しているように思えますね。
ー今回のデザインについて、どのような思いで取り組みましたか?
コンセンプトはごく自然に生まれました。CHRISがブランドに添える、アーティスティックな解釈をエッセンスにしています。素材を生かしながら、いちばん初めに思い浮かんだアイディアをそのまま形にしました。
ー最後に、LA店オープンから30周年を迎えたUNIONと、CHRIS GIBBSにメッセージをお願いします。
30周年おめでとう。たくさんの愛を贈ります、今日もそしてこれからも。
KOSTAS TEE ¥9,900
KOSTAS HOODIE ¥24,970
RELEASE DATE
2021/10/8(FRI)
UNION TOKYO ONLINE STORE:9AM JST
UNION TOKYO STORE OPENING HOUR:12PM JST
※発売日、販売開始時間は事前の予告無しに変更となる場合がございますので予め御了承ください